状態の悪い遊戯王カードは相場よりも買取価格が安くなる!?
「まだ発売して間もない人気カードを売ったのに、相場よりも安く買い叩かれた」、「買取価格リストには買取価格1,000円って書いてあったのに、実際に売ったら600円だった」
このようにカードショップで遊戯王カードを売ろうとした人のなかには、自分が思っていたよりも安い査定金額を提示された、という人も多いのではないでしょうか。
もちろんこの理由には、選んだカードショップの買取金額がそもそも安い。ということもありますが、それ以上に多い理由がカードの状態です。
そこで今回は、カードの状態が悪いとなぜ買取価格が安くなるのか?どんな症状が現れていると状態が悪いと判断されるのか?などをご紹介します。
状態の悪いカードはどこで売っても買取価格が相場よりも安くなる
状態の悪いカードは店頭買取、宅配買取、オークションなど、どの方法で売っても買取価格は相場よりも安くなります。また状態が悪すぎると、買取価格が0円ということも十分にありえます。
この理由はシンプルに、状態の悪い遊戯王カードを状態の良いカードと同じ値段で買いたいと思うお客さんはいないからです。
だから遊戯王カードで遊ぶときは、「いつかそのカードを売るかもしれない」と思って状態が悪くならないよう、取り扱いには細心の注意を払って遊ぶことをオススメします。
カードの状態チェックと対策について
状態のチェックポイントには大きく分けて、「キズ」「折れ・へこみ」「めくれ」の3つです。
カードを売る時にこれらの症状のうち、1つでも現れていると状態が悪いと判断されて買取価格が下がってしまいます。
だから買取価格を下げないためには、状態が悪くならないように対策しておくことが大切なんですね。
遊戯王カードの状態チェック:キズ
状態のなかでも一番現れやすいのがキズです。
キズがあると光に反射してすぐに分かってしまいます。遊戯王カードで遊んだことがある方であれば、このキズがどれぐらい目立つのか簡単に想像できるはず。
カードは傷がつきやすい弱い材質で出来ているので、シャッフル時のカード同士のこすれや、人の爪があたった時など、知らない間についていることがよくあります。
遊戯王カードの状態チェック:折れ・へこみ
長いあいだ同じカードを使って遊んでいると、さまざまなところに力が加わり、折れやへこみが出来ることがあります。
小さなへこみだけだったら遠目に見ればそれほどわかりませんが、折れだとかなり目立ってしまうので、買取価格の減額に大きな影響を及ぼします。
遊戯王カードの状態チェック:めくれ
めくれはカードが摩擦で擦れた状態になった時にできやすい状態です。とくに角の部分は尖っているので気をつけましょう。
また湿気の多い場所に保存していると、カードも湿気でやわらかくなり、めくれやすい状態になってしまいます。
スリーブに入れて綺麗な状態を維持しよう
「キズ」「折れ・へこみ」「めくれ」、この3つの状態からカードを守るためには、一枚一枚をスリーブに入れるようにしましょう。
ただしすでにキズがついているカードに入れても意味がありませんので(キズがついている時点で価値が下がっているから)、そのカードを手に入れたらすぐにスリーブに入れることが重要です。
スリーブはカードショップやネット通販で簡単に手に入れることができますし、透明な無地のスリーブであれば80枚入りで400円もしません。
またコレクション用のカードであれば、スリーブではなくファイルに入れて保管しておくのでもいいでしょう。
要はカード本体が何かと直接ぶつかったり、こすれたりしないようにすればいいのです。
状態のいいカードを売る時に気をつけること
これまでの話で、カードの状態を綺麗に保つためには、スリーブまたはファイルに入れることが大切と説明しました。
しかしカードを売る場合、カードショップによっては「スリーブやファイルから抜かないと査定しない」ところもあります。
これはカードショップが買取ったカードのスリーブを抜く手間を省くためにやっているのですが、このせいで状態が悪くなって買取価格が下がってしまった・・・というケースもあります。
ですのでカードを売る時は、スリーブやファイルに入れたまま買取できるお店を選ぶようにしましょう。