【デュエマ】《零龍》のデッキと関連カードの価格はどのくらい?

【デュエマ】《零龍》のデッキと関連カードの価格はどのくらい?

DMRP-12 「超天篇 第4弾 超超超天! 覚醒ジョギラゴン vs. 零龍卍誕ゼーロン」で登場した《零龍》。

《禁断》と同じく、ゲーム開始時からバトルゾーンに存在するタイプのカードです。

《復活の儀》《破壊の儀》《墓地の儀》《手札の儀》をそれぞれ達成することで『卍誕』し、クリーチャーとして姿を現します。

今回はそんな《零龍》について有名なデッキタイプとそのパーツの価格についてご紹介していきます。

《零龍》が人気の理由

 

 

コスト0、パワー0、ワールドブレイカー。

自身の攻撃力が0以下のとき場を離れないという耐性つき。

4つの儀式を達成することで『卍誕』し、それぞれの儀式は以下の条件となっています。

復活の儀 カードを自分の墓地からバトルゾーンに出した時、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、自分の山札の上から2枚を墓地に置く。
破壊の儀 クリーチャーが破壊された時、このターン中、他に2体以上破壊されていたら、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、闇のカードを1枚、自分の墓地から手札に戻す。
墓地の儀 カードを自分の墓地に置いた時、自分の墓地にカードが8枚以上あれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、相手のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーのパワーを-3000する。
手札の儀 自分のターンの終わりに、手札が1枚もないプレイヤーがいれば、この零龍星雲を自分の《滅亡の起源 零無》にリンクしてもよい。そうしたら、GR召喚する。

 

《零龍》が人気な理由は「最高にかっこいいカードデザイン」と「完全無比な効果」でしょう。

5枚からなる巨大なカードはインパクトがありますし、金箔をあしらったイラストはずっと見ていたくなるようなアート感があります。(シークレット版の黒い《零龍》もかっこいいです!)

一度『卍誕』してしまえば除去する方法は少なく、『ワールドブレイカー』で一気にゲームを決めきることができるでしょう。

強力かつ、他に類を見ない能力も《零龍》が人気の理由です。

 

《零龍》を主軸にしたデッキタイプは?

超天篇の最終弾の目玉クリーチャーとして登場し、その強力な効果からパックの発売前から様々なデッキが考案されました。

今回はその中でも特に印象深かったデッキタイプを2つご紹介いたします!

零龍ギャスカ

 

 

《零龍》の圧倒的な強さを世に知らしめたデッキといえばこのデッキでしょう。

《怨念怪人 ギャスカ》を絡めながら最速で4つの儀を達成することで最速2ターン目に『卍誕』するデッキです。

あらゆるデッキの中でも最速レベルのキルターンで、速攻デッキに分類されることも多いです。

ちなみに現在は《怨念怪人 ギャスカ》の殿堂によって全盛期の動きはできなくなっています。

 

かんたんにデッキの主な動きをご紹介します。

《怨念怪人 ギャスカ》や《虚像の大富豪 ラピスラズリ》を使用して『手札の儀』の達成を目指します。墓地が一気に増えるのがポイントです。

《一なる部隊 イワシン》や《ブラッディ・クロス》などを使用して『墓地の儀』を達成できる8枚を目標に墓地を肥やしていきます。

このデッキは手札が無くても墓地から使用できるカードが豊富です。《暗黒鎧 ザロスト》や《ビックリーノ》は自身の効果で墓地から蘇生することが可能で、『復活の儀』の達成に貢献してくれます。

バトルゾーンにある程度クリーチャーが並んだら《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》や《偽りの名 ドレッド・ブラッド》を墓地から蘇生する際の破壊効果で『破壊の儀』を達成させます。

このデッキの面白いところは手札でなく墓地から発動するカードが多い点、自分のターンのはじめに一気に効果が重なりコストを支払わずに展開できる点でしょう。

従来のデュエマとは一味違う動きが楽しいデッキですね。

 

▼参考価格

《零龍》[DMRP12 MZ1/MZ5]
買取価格:1,000~1,500円
販売価格:2,480~2,980円
《怨念怪人 ギャスカ》[DM14 55/110]
買取価格:70~150円
販売価格:480~580円
《一なる部隊 イワシン》[DMRP03 36/93]
買取価格:10~30円
販売価格:100~200円
《卍∞ ジ・エンデザーク ∞卍》[DMBD12 G1/G16]
買取価格:1~10円
販売価格:40~60円
《偽りの名 ドレッド・ブラッド》[DMX16 23/84]
買取価格:1~10円
販売価格:30~100円

※2021年9月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

 

オカルトアンダケイン(オカルトリンネ)

 

 

零龍を最大限利用し、環境で大暴れしたデッキと言えば「オカルトアンダケイン」でしょう。

自分のクリーチャーを3体破壊することでタダで召喚できる《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》と『フシギバース』とコスト4以下のクリーチャーを蘇生する効果を持った《不敵怪人アンダケイン》を組み合わせたコンボデッキです。

現在は《不敵怪人アンダケイン》や《暗黒鎧 ダースシスK》などの殿堂により全盛期の動きは難しくなっています。

《不敵怪人アンダケイン》の蘇生効果で《腐敗勇騎ドルマークス》や《フォール・クロウラー》や《シュトラ》を何度も場に出すことで相手のマナを毎ターン削ったり、《追憶人形ラビリピト》と組み合わせることで最速3ターン目に相手の手札を全て墓地に送ったりと本当に凶悪なコントロールデッキでした。

 

現在はその多くのパーツを流用して「オカルトリンネ」と言われるデッキに変化しています。

《不敵怪人アンダケイン》の跡継ぎとして投入されたのは《不死の墓守 シヴァンリンネ》。

『フシギバース』を持ち、場に出た時に墓地のコスト4以下のクリーチャーを全て場に出すという効果を持っています。

無論、メインエンジンに規制が入った「オカルトアンダケイン」と同じ動きをすることは難しいのですが、こちらはこちらでしっかりと強力なデッキです。

 

▼参考価格

《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》[DMR14 12/55]
買取価格:10~30円
販売価格:150~300円
《不敵怪人アンダケイン》[DMRP13 18/95]
買取価格:1~10円
販売価格:30~80円
《フォール・クロウラー》[DM24 17/110]
買取価格:800~1,000円
販売価格:1,480~1,780円
《シュトラ》[DM3 40/55]
買取価格:200~550円
販売価格:580~1,280円
《不死の墓守 シヴァンリンネ》[DMRP14 S3/S11]
買取価格:200~300円
販売価格:680~880円
《追憶人形ラビリピト》[DMRP05 46/93]
買取価格:30~100円
販売価格:220~320円

※2021年9月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

 

《零龍》と相性の良いカードは?

ここでは上記で紹介しきれなかった《零龍》と相性の良いカードたちをご紹介します。

 

《龍装鬼 オブザ08号》/《終焉の開闢》》[DMRP06 S6/S10]
買取価格:100~200円
販売価格:450~550円
墓地を肥やすデッキにぴったりのカードです。
呪文面で墓地を増やし『墓地の儀』の達成に貢献、達成するころにはこのカードは1コストで召喚できるのでクリーチャー面で相手を除去しながら打点を作ります。
クロニクルデッキにて再録がありプレイヤーの方はさらに手に入りやすくなりました。
シークレット版はまだまだ高額なので値段が落ちる前に手放すのもアリかもしれませんね。
《闇王 ゼーロ》[DMEX15 16/100]
買取価格:30~50円
販売価格:150~250円
場のカードを3体破壊、墓地肥やし、墓地蘇生をいっぺんに行う、まさに《零龍》のために存在するようなカードです。
(名前も「ゼーロ」ですし、デザイナーズコンボかと思います。)
コストを支払わずに唱えるための条件が少し厳しいため専用のデッキが必要になるかもしれませんが、蘇生対象に制限が無いのはとても強力で、《∞龍 ゲンムエンペラー》などの超大型獣を呼び出せば一気にゲームを有利に運ぶことができるでしょう。
▼《∞龍 ゲンムエンペラー》について紹介した記事はコチラ!
《大魔王 ウラギリダムス》[DMRP11 S7/S12]
買取価格:500~1,000円
販売価格:1,080~1,480円
このカードの真骨頂は「敗北回避能力」にあります。
墓地のカードの数だけコストを軽減し、墓地のカードを下敷きにしながら場に出てきます。
このカードが場を離れるときと自分がゲームに負けるときにこのカードの下敷きを5枚デッキの下に送ることでそれらを回避することができます。
墓地をたくさん貯めるデッキが陥りがちな山札切れを回避し、コントロール性能を上げてくれます。
ちなみに、13マナと重いコストを生かして『フシギバース』にも活用でき、下敷きともどもマナに送ることで一気に6マナブーストすることも可能です。
《ジョルジュ・バタイユ》[DMRP01 S5/S10]
買取価格:300~450円
販売価格:500~680円
場のクリーチャーを4体破壊することでタダでバトルゾーンに出すことができるクリーチャーです。
出た時に墓地のカードを倍にすることができるので、実質このカードだけで『破壊の儀』と『墓地の儀』の両方を達成することができます。
場を離れるときに墓地のカードをデッキに戻すことで置換する耐性効果を持っており、場持ちが良いのがこのカードの良さですね。
墓地を一気に貯めたいデッキにこそおすすめの1枚です。
《絶望と反魂と滅殺の決断》[DMRP12 S8/S12]
買取価格:2,800~3,500円
販売価格:5,280~6,280円
闇文明単色最強呪文のひとつ 「パーフェクト・ダークネス」。
「手札破壊」「コスト4以下のクリーチャーかオーラを蘇生」「相手のクリーチャーを-4000」の3つの効果から2回選択します。
このカードの恐ろしいところはこれを墓地から唱えることができること。
墓地をたくさん貯めるデッキにはピッタリです。
《零龍》と一緒に使用する際は「手札破壊」と「墓地蘇生」を器用に使って儀式の達成を目指したいですね。

※2021年8月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

墓地をうまく活用するデッキと相性の良い《零龍》。

今後もいろんなデッキに採用されていくような気がしています。