【デュエマ】《∞龍 ゲンムエンペラー》のデッキと関連カードの価格はどのくらい?

【デュエマ】《∞龍 ゲンムエンペラー》のデッキと関連カードの価格はどのくらい?

コスト∞、パワー∞、ブレイク数∞という驚異的なステータスを持つ《∞龍 ゲンムエンペラー》。

強力な能力とスマートでかっこいいデザインで競技プレイヤーからカジュアルプレイヤーまで幅広い人気を誇るカードです。

原作ではゼーロJr.が使用しました。

 

『ゲンムエンペラー』が人気の理由

このカードの強さはなんといっても「コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する」という封殺能力でしょう。

 

 

『∞龍 ゲンムエンペラー』はコスト∞、パワー∞のマスタードラゴン/チーム零のクリーチャーです。

コストを払って正規召喚することはできませんが、『ムゲンクライム』という能力でバトルゾーンの闇か水のクリーチャーを4体、マナゾーンの闇と水のカードを4枚タップすることで墓地から呼び出すことができます。

また∞ブレイカーを持ち、好きな枚数のシールドをブレイクすることができます。

「コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する」という能力は相手のメタクリーチャー(相手の行動を阻害する効果を持ったクリーチャー、コスト5以下の低コスト帯に多い傾向があります)を無力化し、ほとんどのGRクリーチャーを無効化し、《終末の時計 クロック》などのS・トリガーも無意味にしてしまう効果です。

 

この「コスト5以下のクリーチャーの能力とコスト5以下の呪文の効果を無視する」効果が非常に強力で、早期にこのカードをバトルゾーンに着地させることができればそれだけで相手に何もさせずにデュエルが終わってしまうほどの凶悪さを持っています。

『ムゲンクライム』4というのは少し大変ですが、このカード自体に踏み倒しの制限はありませんのでコストを参照しない踏み倒しならば容易に場に呼び出すことができます。

 

『ゲンムエンペラー』を使用したデッキタイプは?

青黒ムゲンクライム

 

《∞龍 ゲンムエンペラー》をはじめとする「チーム零」たちの能力『ムゲンクライム』を最大限利用するデッキです

水文明と闇文明の低コストクリーチャーを展開しつつ墓地に『ムゲンクライム』を持ったカードを溜めていきます。

《罪無 ウォダラ垓》や《那由多 アストロ宙ノ》などで手札・墓地・バトルゾーンを整えながら《∞龍 ゲンムエンペラー》の降臨を目指していくデッキです。

バトルゾーンを広げる《罪無 ジョイダム垓》、S・トリガーの受け札として活躍が見込める《罪無 ドロキオ垓》なども採用を検討できそうです。

 

デザイナーズコンボ(公式が想定したカードの組み合わせやコンボ)はやはり使っていて気持ちがいいものです。

ぜひ『ムゲンクライム』デッキで遊んでみてください~!

 

▼参考価格

《∞龍 ゲンムエンペラー》[DMRP15 KM1/KM3]
買取価格:700~800円
販売価格:1,080~1,980円
《那由多 アストロ宙ノ》[DMRP15 8/95]
買取価格:100~200円
販売価格:380~480円
《罪無 ウォダラ垓》[DMRP15 34/95]
買取価格:30円~50円
販売価格:80~150円

※2021年8月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

 

墓地退化

 

 

進化クリーチャーの上のカードだけを剥がすと進化元が場に残るという裁定を利用し、超大型クリーチャーたちを踏み倒すというデッキです。

 

デッキの概要としては…

①:墓地に強力な超巨大闇のクリーチャー、《∞龍 ゲンムエンペラー》や《竜魔神王 バルカディア・NEX》を送り込む。

②:超巨大クリーチャーを進化元に低コストの墓地進化クリーチャーを召喚。

③:《龍脈術 落城の計》などを使用して進化クリーチャーのいちばん上のカードだけを手札に戻す。

④:進化元だけがバトルゾーンに残るため、コストを無視して超巨大クリーチャーが突然現れる。

というカラクリです。

 

どんなにどデカいコストのクリーチャーでも闇文明ならばこの方法で呼び出すことが可能というまさに脱法召喚…。

比較的早いターンに”出せば勝ち”レベルの超巨大クリーチャーたちを呼び出します。

呼び出すのは主に《∞龍 ゲンムエンペラー》や《竜魔神王 バルカディア・NEX》などの正規召喚が難しいクリーチャーがいいでしょう。

進化するのは《死神術士デスマーチ》や《鬼面妖蟲ワーム・ゴワルスキー》を使えば低コストなのでお手軽ですね。

上蓋を剥がすのは《龍脈術落城の計》や《堕呪エアヴォ》などの「カードを手札に戻す効果」を持ったカードを使用します。

 

公式が想定していないコンボがたくさん発見されるのもデュエルマスターズの楽しみのひとつ。

コストなんて払ってられるか!という方におすすめのデッキです。

 

▼参考価格

《竜魔神王 バルカディア・NEX》[DMX12-b 26/???]
買取価格:5,500~6,500円
販売価格:7,200~9,200円
《死神術士デスマーチ》[DM32 54/110]
買取価格:10~20円
販売価格:50~100円
《龍脈術落城の計》[DMR15 41/55] 
買取価格:100円~200円
販売価格:200~400円

※2021年8月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

 

連ドラグナー

 

 

2020年の夏に発売されたクロニクルデッキにて超絶強化されたドラグナーデッキ。

特に強力だったのが《爆龍覇ヒビキ》と《爆熱剣 バトライ刃》のコンボで、2~3ターン目にデカいドラゴンが山札から飛んでくるのを返す術はありませんでした。

《∞龍 ゲンムエンペラー》は山札から出すドラゴンとして採用されていたわけですね。

通常の連ドラデッキではそんなに都合よく山札から捲れることもありませんが、このデッキには《勇者の1号 ハムカツマン蒼》が採用されており、革命チェンジで場に出たときに「山札5枚を見てその中の多色クリーチャーをデッキの一番上に置く」という効果で《∞龍 ゲンムエンペラー》をしっかりと山札上にセットすることができたのです。

先行2ターン目に《∞龍 ゲンムエンペラー》+デカいドラゴンたくさんなんてこともザラで、デュエルマスターズの歴史の中でも有数の強力デッキだったといえるでしょう。

 

現在はというと、裁定変更と制限改定で全盛期ほどのスピードや展開力は無いもののハマれば十分強力なデッキとして生き残っています。

単体でも強力なカードが多く、今なお人気の高いデッキです。

 

▼参考価格

《爆龍覇 ヒビキ》[DMBD14 16/25]
買取価格:10~30円
販売価格:50~300円
《最終龍覇 グレンモルト》[DMBD14 7/25]
買取価格:250~400円
販売価格:500~700円
《爆熱剣 バトライ刃》/《爆熱天守 バトライ閣》/《爆熱DX バトライ武神》[DMX18 1/50]
買取価格:500円~700円
販売価格:1,400~1,600円
《大樹王 ギガンディダノス》[DMRP13 KM3/KM3]
買取価格:150円~300円
販売価格:400~700円

※2021年8月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

 

その他『ゲンムエンペラー』と一緒によく使われるカードたち

《幻龍 ゲンムエンペラー》[DMSD16 1/14] 
買取価格100円~150円
販売価格:400~800円

強力な手札戻し効果と手札破壊効果を持つこちらの「ゲンムエンペラー」も『ムゲンクライム』を使用するデッキでは十分採用候補です。
「∞龍」には触れられない領域への干渉が可能なので上手く使い分けていきたいですね。

 

《滅亡の起源 零無》/《零龍》[DMRP12 MZ1/MZ5]
買取価格:1,000~1,200円
販売価格:2,180~2,980円

闇文明のコントロールデッキには《零龍》がぴったりです。
手札と墓地と場を上手く調整して『零龍卍誕』を狙いましょう!

 

《戯具 ヴァイモデル》[DMSD16 6/14]
買取価格250~400円
販売価格:400~700円

墓地から3コスト以下のクリーチャーを蘇生するこのカードは、墓地肥やし+『ムゲンクライム』の種を揃えることができるので優秀です。
またS・トリガーを持っているため、シールドから出てきてそのまま墓地から《終末の時計 クロック》を蘇生するなんていう動きも可能です。
《罪無 ドロキオ垓》などと一緒にデッキの受け札としておすすめです!

 

《暗黒鎧 ザロスト》[DMR18 35/71]
買取価格:50~100円
販売価格:280~380円

ターンのはじめにシールドを墓地に送ることで墓地から場に出すことができます。

シールドを減らすというデメリットはあるものの、墓地を肥やしながらコストを支払わずに闇文明のクリーチャーが用意できるのは優秀です。

《零龍》の『復活の儀』とも相性バッチリなので合わせて採用を検討してみてもいいかもしれません。

 

※2021年8月の相場を参考にしております。
※価格相場は変動するため、時期によって表記と異なる場合がございます。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

強力なロック効果と∞の攻撃力を持つ《∞龍 ゲンムエンペラー》について紹介いたしました。

一度バトルゾーンに出すことができれば相手に大きな圧をかけることができるので今後も使われる可能性が高そうです。