《ヴァレルロード・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《ヴァレルロード・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《ヴァレルロード・ドラゴン》は、2017年7月8日発売の「CIRCUIT BREAK」で登場した、闇属性・ドラゴン族のリンクモンスターです。

そこで今回は《ヴァレルロード・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場についてご紹介します。

ヴァレルロード・ドラゴンの買取価格

リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
[リンクマーカー:左/左下/右下/右]
効果モンスター3体以上
(1)このカードはモンスターの効果の対象にならない。
(2)1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。この効果の発動に対して相手はカードの効果を発動できない。この効果は相手ターンでも発動できる。
(3)このカードが相手モンスターに攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターをこのカードのリンク先に置いてコントロールを得る。そのモンスターは次のターンのエンドフェイズに墓地へ送られる。

ちなみに《ヴァレルロード・ドラゴン》のレアリティはぜんぶで以下6種類が存在します。

  • ・ウルトラレア
  • ・アルティメットレア
  • ・パラレルレア
  • ・シークレットレア
  • ・ホログラフィックレア
  • ・エクストラシークレットレア

それでは早速《ヴァレルロード・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場をみてみましょう。

《ヴァレルロード・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場

【販売価格の相場】
ウルトラレア:400~700円
アルティメットレア:500~700円
ノーマルパラレルレア:300~600円
シークレットレア:900~1,400円
ホログラフィックレア:1,000~1,500円
エクストラシークレットレア:400~700円

【販売価格の相場】
ウルトラレア:200~400円
アルティメットレア:300~500円
パラレルレア:100円~200円
シークレットレア:500~800円
ホログラフィックレア:500~800円
エクストラシークレットレア:200~400円

※買取価格は日々変動しており、時期により価格は変わります。

当社調べ2020/5/15時点での情報

元々がウルトラレアなので封入率はさほど低くはないのですが、高めの価格となっています。どうしてなのでしょうか。

《ヴァレルロード・ドラゴン》の販売価格と買取価格が高い理由

《ヴァレルロード・ドラゴン》は、「遊戯王VRAINS」に登場するキャラクター「リボルバー」が扱う「ヴァレット」デッキのエースモンスターです。

そのリボルバーは現代遊戯王を象徴するリンクモンスターを扱っていながら、防御カードにあの《聖なるバリア ミラーフォース》を繰り出すという、ファンを胸熱にさせたキャラクターです。

さて、このカードが高額となっている理由は、ズバリ性能の高さにあります。

モンスター効果耐性が強い

まず(1)のモンスター効果の対象にならない効果ですが、これが地味に強いです。

現代遊戯王はリンクモンスターで盤面を固めることが多いので、自ずと魔法・罠よりもモンスター効果を活用する機会が多くなります。

そんな訳で、モンスター効果耐性を持っていると何かと心強かったりします。

ヴァレットデッキの効果誘発に重要

次に(2)を見てみましょう。攻守500ダウンはちょっと微妙な感じがしないでもないですが、重要なのは以下の部分です。

  • ・モンスターを対象にとる
  • ・フリーチェーンで発動できる
  • ・相手はこの効果にチェーンできない

「モンスター効果を対象にとる」が重要な理由ですが、実は《ヴァレルロード・ドラゴン》を主力とする「ヴァレット」モンスターは、対象にとられることで効果を誘発するモンスター群です。
そのため、「ヴァレット」デッキにおいてはこの効果を起点として次の展開を行う、という運用が可能となります。

加えて「フリーチェーンで発動できる」ので、攻守ダウンをコンバットトリックとして使うことももちろんできます。

さらにさらに、この効果に対して「相手はチェーンできない」ので、相手のカードによって妨害される心配もありません。

このように、単純に相手モンスターを選んでコンバットトリックに使っても良し、自分の「ヴァレット」モンスターに使って展開に繋げるも良しと、かなり勝手のいい効果なのです。

相手の強力なモンスターのコントロールを奪う効果が超強力!

最後の(3)ですが、このカードの性能を代表するメイン効果となっています。

その内容が「攻撃した相手のコントロールを奪う」という、想像に難くないおぞましさとなっています。
普通に相手の強力なモンスターに攻撃して奪ってしまうのも良いですし、奪った後でリンク素材等にしてしまうのもアリです。

それだけではなく、次のターンまでコントロールを奪える上に、効果が切れても元の場所に戻るのではなく墓地に送るという無慈悲さ。もはや実質的に除去です。

この効果が強すぎるので、「ヴァレット」に限らず他のデッキでも汎用カードとして高い採用率を誇っています。そのため、高額でとなっているのです。

そういえば、戦闘とは名ばかりの除去要因として採用されたモンスターなら他にもいましたね。中でも代表的な3体は《異次元の女戦士》、《N・グラン・モール》、《A・O・J カタストル》ではないでしょうか。

《ヴァレルロード・ドラゴン》と同じパックで登場した高額カードは?

《ヴァレルロード・ドラゴン》が収録されている「CIRCUIT BREAK」ですが、《拮抗勝負》を始め《メタバース》《亡龍の戦慄-デスドルドー-》など、優秀なカードが収録されています。

>《拮抗勝負》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

その中の1枚、「ヴァレット」のサポートであるイック・リボルブ》は、「ヴァレット」モンスターをノーコストでデッキから特殊召喚する強力カードです。

そういえば、シークレットレアだけなら《精霊神后 ドリアード》もそこそこ高くなりますね。理由はイラスト見て察してください。

《ヴァレルロード・ドラゴン》はデッキに1枚あれば十分ですし、主要キャラクターのエースモンスターなので何かと再録の機会があります(実際に一度再録されました)。

もし余ってるなら早めに手放した方がいいかもしれませんね。