《究極完全態・グレート・モス》の販売価格と買取価格の相場は?
《究極完全態・グレート・モス》は、1999年7月8日発売のゲームボーイソフト「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の付属カードで登場した地属性・昆虫族の効果モンスターです。完全体ではなく完全態です。
ここでは《究極完全態・グレート・モス》の販売・買取価格の相場や、値段が高い理由を紹介します。
※掲載している価格は2023年1月時点での価格になります。価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。
星8/地属性/昆虫族/攻3500/守備3000
このカードは通常召喚できない。
「進化の繭」を装備した状態で、自分のターンで数えて6ターン以上が経過した自分フィールド上の「プチモス」1体をリリースした場合に特殊召喚できる。
テキストだけ読むと「いやどうやって出すねん」とツッコミが入りそうですね…。
レアリティには以下の5種類が存在しております。
- ・ノーマル
- ・スーパーレア
- ・ウルトラレア
- ・アルティメットレア
- ・シークレットレア
それでは《究極完全態・グレート・モス》の販売・買取価格の相場についてみてみましょう。
トレトクではプロの査定士が遊戯王を査定しています。
・高価なカード1枚でも
・価格がつくかわからないカードをまとめて
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《究極完全態・グレート・モス》の販売・買取価格の相場
《究極完全態・グレート・モス》のノーマル、スーパーレア、ウルトラレアについては、そこまで高い値段で取引されていないので割愛します。
なので今回はアルティメットレアとシークレットレアの2種類の販売・買取価格についてご紹介します。
販売価格
- アルティメットレア:40,000~45,000円
- シークレットレア:400,000~450,000円
買取価格
- アルティメットレア:15,000~17,000円
- シークレットレア:170,000~200,000円
このようにシークレットレアの値段が桁違いなことになっています。
《究極完全態・グレート・モス》の買取価格が高い理由
《究極完全態・グレート・モス》自体はお世辞にもそこまで強力なカードとは言えません。
どの遊戯王プレイヤーも「いや出すのムリじゃね?」とコメントすると思います。
なぜなら召喚するまでに6ターン耐える必要があり、そのあいだ戦闘破壊や各種除去から身を守らなければならないからです。
かのインセクター羽蛾ですら召喚が叶わなかった、ある意味伝説のモンスターです。
もはや「召喚できればもう満足、負けてもいいや」ってレベルだと思います。
とはいえ仮にやっとの思いで召喚できたとしても、言ってしまえばなんの効果を持たないただの攻撃力3500のモンスターです。
戦闘では強いですが、強制脱出装置とかで呆気なく対処できてしまいます。
これでも昆虫族の中でも最高のステータスなんですが…。
シークレットレアは封入率たった2%の激レアカード!?
このように実用性に関してはほぼ皆無の《究極完全態・グレート・モス》ですが、シークレットレアだけはとんでもない値段で取引されています。
このカードは「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」というゲームソフトの付属カードとして、シークレットレアで登場しました。
この付属カードは10種類存在し、うち3枚がランダムで封入されているのですが、《究極完全態・グレート・モス》の封入率が非常に低かったのです。
その封入率は2〜3%とされています。ソシャゲのガチャかよ。そのため《究極完全態・グレート・モス》は、付属カードの中でもトップレアとなりました。
そして同レアリティの再録はいまだになく、非常に希少性の高いカードとして現在も高額で取引されているのです。
ちなみに遊戯王の強力なカードは、同じカードを3枚揃えて使用するのが定石なので、当時はゲームソフトであろうが3本購入する人もいました。
もちろんゲームソフト自体は3本もいらないので、付属カードを取ったあとに残りの2本を売却するのが普通でした。
人はこの行為を「天使の施し」と呼んだそうな。
《究極完全態・グレート・モス》と同じ付録カードとして登場した高額カードは?
実は《究極完全態・グレート・モス》が含まれた付属カード10種類の中にもう1枚、とんでもない価格で取引される高額カードが存在します。
それが《ホーリー・ナイト・ドラゴン》のシークレットレアです。
その価格ですが、販売で500,000円、買取だと250,000円前後と、超高額となっています。
封入率5%のシークレットレア
こちらの封入率は5%とされています。やっぱりソシャゲのガチャ。
しかし《究極完全態・グレート・モス》よりも高く設定されているにもかかわらず、販売・買取価格は《究極完全態・グレート・モス》を越えています。
というのも《究極完全態・グレート・モス》は、シークレットレアではないものの何度か再録され、モンスターそのものは手に入りやすくなりました。
一方の「ホーリー・ナイト・ドラゴン」は2015年まで一度も再録がなく、希少性の高さという点で上回ったために価格も《究極完全態・グレート・モス》を超えたと思われます。
この当時に遊戯王を集めていた人は意外と多いので、もしかしたらあなたの家にも眠っているかも?
もしありそうなら、「使いまくってボロボロ」とか「ポケットに入れたまま洗濯した」とかになっていないことを祈ります。
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