《エビルナイト・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《エビルナイト・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場はいくら?
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《エビルナイト・ドラゴン》は、2000年1月27日に発売された「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 決闘者伝説 in TOKYO DOME 二次予選通過者特典」で初収録されたモンスターです。

レプリカのスーパーレアは大量に出回っていますが、ウルトラレアは本物のレアカード。
持っているなと思った方はまずはレアリティの確認を!

星7/闇属性/ドラゴン族/攻2350/守2400
邪悪な騎士の心に宿るドラゴンが実体化したもの。

《エビルナイト・ドラゴン》のレアリティは以下の3種類です。

  • ・スーパーレア
  • ・パラレルレア
  • ・ウルトラレア
  • ・シークレットレア(アジア版と英語版に存在する)

それでは早速、販売価格と買取価格の相場をみてみましょう。

《エビルナイト・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場

【販売価格の相場】
スーパーレア:100~130円
パラレルレア:1380~1500円
ウルトラレア:6,000,000円(推定価格)
シークレットレア(英語版Unlimited):3,000~4,500円
シークレットレア(アジア版1st):26,500円

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【買取価格の相場】
スーパーレア:5~10円
パラレルレア:300~400円
ウルトラレア:2,700,000円(推定価格)
シークレットレア(英語版Unlimited):900~1,500円
シークレットレア(アジア版1st):12,000円

※2021年9月6日時点での価格になります
※価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。

《エビルナイト・ドラゴン》の買取価格が高い理由

《エビルナイト・ドラゴン》の買取価格が高い理由は「希少性」「コレクター需要」にあります。
一応、原作でダイナソー竜崎が使ったカードでもあるのですが、価格には影響がないのでここでは紹介を省きます。

販売価格が600万円という到底手が届かない価格になっており、高い需要はあるもののほとんど市場に現れないという正真正銘の激レアカードとなっています。
2017年3月の時点での相場は45万円と今とは比較にならない価格でした。

なぜ《エビルナイト・ドラゴン》はこんなにも高いカードなのでしょうか?
理由を紐解くには20年以上前に開催された「決闘者伝説 in TOKYO DOME」のことを知る必要があります。

「決闘者伝説 in TOKYO DOME」は東京で開催された初の遊戯王OCGの全国大会で、同時にゲームの全国大会も開催されました。
日本中の強豪決闘者が集う、まさに決闘者のための祭典です。

当時の決闘者に招待状として配られた《王国》《王国への船出》《王の右手の栄光》はノーマルカードなのですが、それぞれ現在では10万円で取引されるVIPカードのような状態になっています。

そして入場時点で《ゲート・ガーディアン》と《マジシャン・オブ・ブラックカオス》が配布され、順調に勝ち進むと一次予選通過で《千年原人》、二次予選通過で《エビルナイト・ドラゴン》が勝利特典としてもらうことができました。

ここまでのカードの合計金額で2021年9月の時点で約900万円という現実世界でなにかバグが起こったのかと心配になるような価格になっています。
もしも当時にこの事実を知ることができたのならば、腕を磨く決闘者が跡を絶たなかったことでしょう。

さて、話を戻します。
要するに《エビルナイト・ドラゴン》は現在入手困難で、言い値で取引されるカードといえます。
流通枚数は100~125枚程度とされており、持ち主に売ってくださいと直談判しない限りはそうそう機会が巡ってこないレベルなんですよね。

言い値で取引されるカードは基本的に熱心なコレクター同士で情報交換されて取引されるため、簡単に市場に出回ることはありません。
また、稀に出回った場合も精巧な偽物である可能性も捨てきれず、ネットで個人間取引するのはかなり危険ともいえます。

《エビルナイト・ドラゴン》の関連するカードは?

さきほど紹介したカードに加えてさらに勝ち進むともらえるカードを全て一覧にしました。

  • ・《王国》
  • ・《王国への船出》
  • ・《王の右手の栄光》
  • ・《ゲート・ガーディアン》
  • ・《マジシャン・オブ・ブラックカオス》
  • ・《千年原人》
  • ・《トライホーン・ドラゴン》
  • ・《ファイヤー・ウイング・ペガサス》
  • ・《メテオ・ブラック・ドラゴン》
  • ・《青眼の究極竜》

優勝すると特別イラストの《青眼の究極竜》が手に入るのですが…

今では海馬くらいの社長で莫大な資産がなければ手が届かない代物です。
コレクターの間で密かに開かれているレアカードの展示会でも、まずお目にかかることができないでしょう(ちなみに入場料2~3万円でドレスコード指定があります)。

他のカードたちも人気のカードばかりです。
《トライホーン・ドラゴン》は出回っている数も多く比較的安いので、コレクターを始めるにはちょうどいいかもしれませんね。
大事なことなので2回言いますが、《エビルナイト・ドラゴン》のような超高額カードはメルカリやネットオークションでも稀に出品されていますが、個人間取引は危険です。

買おうとしている方ならある程度知識があるはずなのでリスクを承知であればいいですが、たまたま手元に持っていて売ろうとしている方はまず信頼できるお店に鑑定してもらってからの方がいいです。
もし偽物だった場合を考えると取り返しのつかないトラブルになる可能性もありますからね。