《シューティング・スター・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《シューティング・スター・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《シューティング・スター・ドラゴン》は、2010年7月17日に発売された「STARSTRIKE BLAST」で収録されたシンクロモンスターです。

アニメでシンクロキラーである「機皇帝」に対抗するために生まれた新たな力。
最大5連撃で相手をなぎ倒す爽快感はOCGでも味わえます!

星10/風属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
Sモンスターのチューナー1体+「スターダスト・ドラゴン」
(1):1ターンに1度、発動できる。自分のデッキの上から5枚めくってデッキに戻す。このターンこのカードはめくった中のチューナーの数まで攻撃できる。
(2):1ターンに1度、フィールドのカードを破壊する効果の発動時に発動できる。その効果を無効にし破壊する。
(3):1ターンに1度、相手の攻撃宣言時に攻撃モンスターを対象として発動できる。フィールドのこのカードを除外し、その攻撃を無効にする。
(4):この(3)の効果で除外されたターンのエンドフェイズに発動する。このカードを特殊召喚する。

《シューティング・スター・ドラゴン》のレアリティは以下の8種類です。

  • ・ウルトラレア
  • ・アルティメットレア
  • ・ホログラフィックレア
  • ・EXシークレットレア
  • ・プリズマティックシークレットレア

それでは早速、販売価格と買取価格の相場をみてみましょう。

《シューティング・スター・ドラゴン》の販売価格と買取価格の相場

【販売価格の相場】
ウルトラレア:1,200~1,980円
アルティメットレア:2,300~3,000円
ホログラフィックレア:7,800~8,500円
EXシークレットレア:1,900~3,480円
プリズマティックシークレットレア:31,000~50,800円

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【買取価格の相場】
ウルトラレア:900~1,400円
アルティメットレア:1,200~1,800円
ホログラフィックレア:1,500~2,700円
EXシークレットレア:500円
プリズマティックシークレットレア:17,000~19,000円

※2021年6月24日時点での価格になります
※価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。

《シューティング・スター・ドラゴン》の買取価格が高い理由

《シューティング・スター・ドラゴン》の買取価格が高い理由は「アニメでの活躍」にあります。

アニメで主人公の不動遊星が、シンクロ召喚の境地クリアマインドに到達して初めてアクセルシンクロ召喚されたモンスターです。プラシドをボコボコにするシーンは一部の界隈では有名ですよね。
あんな風に実際のデュエルで連続攻撃できたらなぁという憧れをデュエリストに見事に刻み込んでくれました。

他の「スターダスト」系統の派生モンスターと比較すると、翼を折り畳んでジェット噴射するなど戦闘機のような変形の仕方をするのでアニメで動いているとカッコいいんですよ!

当時はやや難しかったものの、今では1ターン中に連続シンクロして簡単に出すことができます。
最終的な着地点としてはあまり強くはないのですが、上記のアニメ展開のようなロマン型のフィニッシャーとして一定の需要があるため、価格が保たれています。

決まるとアニメさながらの爽快感が味わえるカード

モンスター効果はデッキの上から5枚めくり、チューナーモンスターの数だけ連続攻撃できるというもの。
デッキの比率に関わるので、適当な知識でデッキを組むとうまくシンクロ召喚できないというジレンマも抱えています。
しかも1枚もチューナーをめくれなければ攻撃ができないというデメリットにもなっているので、適当に発動すると残念なことになってしまいます。使ったことある人はわかりますよね?

うまく使うのであれば《ダーク・ドリアード》や《アダマシア・ラピュタイト》でデッキトップを4・5枚操作することで安定します。

運に左右されるものの決まるとアニメさながらの爽快感が味わえることも人気の高さに関わっているのかもしれませんね。

《シューティング・スター・ドラゴン》は使うとデュエルが盛り上がりやすいカードなので思い出深い人も多いと思います。
いつかの楽しかった思い出がクリアに蘇るほどの魅力あるカードなので、機会がある人はぜひもう一度味わってほしいです!

召喚口上:「集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く。光さす道となれ! アクセルシンクロ!! 生来せよ、《シューティング・スター・ドラゴン》!!」

《シューティング・スター・ドラゴン》の関連するカードは?

《シューティング・スター・ドラゴン》の関連カードは以下の通りです。

  • ・《スターダスト・ドラゴン》
  • ・《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》
  • ・《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》

「スターダスト」関連のモンスターはアニメで登場したモンスター以外にもOCGオリジナルでいくつか登場しています。
特に注目したいのは《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》です。

遊星にアクセルシンクロを教えたアンチノミーのテーマ「TG」とシンクロしたモンスターで、元のデザインよりもさらにメカっぽくなり【TG】デッキでも扱えるように調整されています。

仲間であることを隠し、遊星に全てを託したアンチノミー(ブルーノ)との絆の結晶。
ちょっと弱いけどそれだけでも使いたくなる魅力があるんですよ!分からない人はアニメを見てください!

ちなみに不動遊星の声優「宮下雄也」さんも自身の代表作である遊戯王5D’sをとても気に入っており、OCGオリジナルの《シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX》にも新しく召喚口上を考えてくれていたりしています。
遊戯王シリーズにはファンと一緒に楽しんでくれる声優さんも多いので嬉しいですよね!

懐かしさと新しさが混在する遊戯王の面白さはこれからもますます進化しそうで楽しみです!

「STARSTRIKE BLAST」で価格の高いカードは?

このパックで現在でも高いカードはあまりありません。
一応このパックにしか収録していない隠れたノーマルレアカード《ワイトメア》が存在しますが、大体600円ほどです。

《フォーミュラ・シンクロン》《調律》《虚無空間》《異次元グランド》など今でも使われる優秀なカードはいくつも収録しているのですが、その実用性ゆえに何度も再録され価格は落ち着いてしまっています。
当時は《フォーミュラ・シンクロン》《調律》がトップレアで1枚1,200円くらいしていました。

前弾で登場した《強欲で謙虚な壺》、次弾の《真六武衆-シエン》と共に大きく遊戯王OCGの歴史を塗り替えたカードが多く、「STARSTRIKE BLAST」もシンクロ召喚をさらなるスピードの境地へとゲームを進ませました。
(大体《グローアップ・バルブ》とか《ダンディ・ライオン》とか《フィッシュボーグ・ガンナー》とかのせいだった気もするけど…)

この時期にハイスピードで展開して、相手をモンスター効果で制圧するという現代の遊戯王OCGの基盤が形成されたといっても過言ではないのかもしれません。

…《シューティング・スター・ドラゴン》の思い入れが強くてなんだか熱くなってしまいました。