【MTG】《虚空の杯》の販売価格と買取価格の相場は?
《虚空の杯/Chalice of the Void》は、2003年10月3日発売のミラディンで初登場した無色のアーティファクトです。MTG界隈では”チャリス”の愛称で呼ばれることが多いカードです。
そこで今回は《虚空の杯》の販売価格と買取価格の相場についてご紹介します。
虚空の杯/Chalice of the Void
アーティファクト/ XX/レア
虚空の杯はその上にX個の蓄積(charge)カウンターが置かれた状態で戦場に出る。
プレイヤーが、この上に置かれている蓄積カウンターに等しい点数で見たマナ・コストを持つ呪文を1つ唱えるたび、その呪文を打ち消す。
ちなみに《虚空の杯》はミラディンの他にも、下記ブースターに収録されています。
- ・Modern Masters
- ・マスターズ25th
《虚空の杯》の販売価格と買取価格の相場
【販売価格】
ミラディン版:7,000~8,000円
Modern Masters版:6,000~7,000円
マスターズ25th版:6,000~7,000円
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【買取価格】
ミラディン版:4,500~5,500円
Modern Masters版:4,500~5,500円
マスターズ25th版:4,500~5,500円
※買取価格は日々変動しており、時期により価格は変わります。
※foil、MPS、言語やカード状態により若干価格は変わります。
当社調べ2020/5/14時点での情報
《虚空の杯》の価格相場が高い理由
《虚空の杯》の価格相場が高い理由は、呪文を打ち消すことが出来る数少ないアーティファクトだからです。
主に高速アグロなどのデッキへの対策カードとして非常に優秀なカードで、現在も最前線で活躍し続ける1枚であるとともに、採用枚数が多いのに対して供給が非常に少ないことも影響しています。
虚空の杯の強み
モダンとしての運用は主にトロン系のメインボード、サイドボードになります。高速アグロなどのデッキへの対処が非常に厳しいデッキのため、序盤を凌げる「虚空の杯」は優秀な1枚となります。
親和に対してはX=0置きが主流になり(以前のオパモ記事参照)、他のアグロデッキに対しては主にX=1で置かれます。
モダンの場合、X=1で置くのは「猿人の指導霊」を積んでいないデッキの場合、大体2ターン目になってしまうため動きとしては遅くなってしまうこともありますが、遅れて出しても非常に効果的なため、そこまでの誤差はないでしょう。
レガシーの場合、「古えの墳墓」、「裏切り者の都」、「金属モックス」などといった優秀な加速手段があるため主にX=1スタートで1ターン目から置かれてしまいます。
青系のデッキの場合「渦巻く知識」、「思案」、「定業」、「先触れ」などの優秀な1マナスペルを打ち消してしまうため、これ1枚で致命的なことになることもしばしば・・・・・・。
また、ヴィンテージに於いてはPW9(Black Lotusなど)がほとんど機能不全に陥ってしまうため制限カードに制定されるほど強力です。値段に見合った強さが約束されているため、高価なのも頷けますね。
その他、ミラディンで登場した高額カードは?
《虚空の杯》以外でミラディンに収録されている他の高額カードは、以下の5枚になります。
- ・金属モックス
- ・歯と爪
- ・空僻地
- ・催眠の宝珠
- ・忘却石
《金属モックス》がよく使われるデッキ:レガシー「赤単プリズン」、EDH
《歯と爪》がよく使われるデッキ:モダン「歯と爪」
《空僻地》がよく使われるデッキ:モダン「親和、ランタンコントロール、テゼレッター」、レガシー「親和、サルベイジャーコンボ」
《催眠の宝珠》がよく使われるデッキ:モダン「青黒ライブラリーアウト」
《忘却石》がよく使われるデッキ:モダン「トロン系全般」