《ブラッキーVMAX》の販売価格と買取価格の相場はいくら?
《ブラッキーVMAX》は、2021年5月21日に発売された「イーブイヒーローズ」で初収録されたポケモンカードです。
このパックのイーブイ進化系の中でも特に注目された特性もちです。
イラスト人気と性能が相まって同パックでもトップレアのカードです。
この記事ではそんな《ブラッキーVMAX》の販売価格と買取価格の相場をレアリティごとに解説します。
※掲載している価格は2023年1月時点での価格になります。価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。
V進化 | HP:310 | タイプ:悪 |
特性:[ダークシグナル] 自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。相手のベンチポケモンを1匹選び、バトルポケモンと入れ替える。ワザ 悪×1・無×2:ダイアーク 160 |
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弱点:草 | 抵抗力:なし | にげる:2 |
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《ブラッキーVMAX》のレアリティ
《ブラッキーVMAX》のレアリティは以下の3種類です。
- RRR
- HR
- HR(SA)
- CSR
それでは早速、販売価格と買取価格の相場をみてみましょう。
《ブラッキーVMAX》の販売価格と買取価格の相場
販売価格の相場
- RRR:~150円
- HR:~2,400円
- HR(SA):~198,000円
- CSR:~5,900円
買取価格の相場
- RRR:~10円
- HR:~1,500円
- HR(SA):~160,000円
- CSR:~4,200円
《ブラッキーVMAX》の買取価格が高い理由
《ブラッキーVMAX》の買取価格が高い理由は「実用性」と「イラスト人気」にあります。
特性の効果をみて分かるようにソード&シールド環境において必須級のトレーナーカードである《ボスの司令》を内蔵しています。
相手のベンチで控えているポケモンを強制的にバトル場に引きずり出し攻撃できるのがこのポケモンの最大の強みです。
さらになぜか草弱点なので悪タイプ主軸デッキの相性補完としても役立ってくれます。
メインのワザが3エネ160ダメージとやや低めですが、これはいちげきポケモンであることが関係しています。
《いちげきエネルギー》を1枚つければ+20、2枚で+40とダメージ量が変わるので、大体180~200を目安にして運用していきたいところです。(ただ、それでも若干パワー低めなのは否めませんが…)
《いちげきエネルギー》は《ヘルガー》の特性:[いちげきのほうこう]でデッキから直接つけることができるため、一見この《ブラッキーVMAX》も運用しやすいように見えます。
しかし、特性[ダークシグナル]が使えるのは進化したタイミングのみ。使いたいタイミングを見計らいながら《ブラッキーV》をベンチで待機させておく必要があるということです。
安易にポケモンVをベンチに晒しておくとそれこそ《ボスの司令》の餌食になってしまうので、実際には結構使い方が難しいポケモンといえますね。
ちなみに専用グッズ《月と太陽のバッチ》をつけてあげれば、サポーターから守ることもできます。
《ブラッキーVMAX》と相性が良いポケモンカード
《ブラッキーVMAX》でデッキを組むなら《ムゲンダイナVMAX》を一緒に採用するのがおすすめです。
《ムゲンダイナVMAX》は悪タイプをベンチに大量に並べて、最大出力の240ダメージをコンスタントに叩き出せる悪タイプの大型アタッカーです。
アシスト役となる《ヘルガー》と《ブラッキーVMAX》はともに悪タイプなので自然に採用できます。
いちげきカードで固めるなら《ゲンガーVMAX》も強力なので《ムゲンダイナVMAX》の代わりに採用するのもいいですね。こちらも高いダメージ量が期待できます。
《ブラッキーVMAX》は目に見えたパワーカードというわけではありませんが、大会でもちらほらと結果を残し始めています。
先を見据えて戦うことができる玄人が使うとその性能を十分に発揮できるのかもしれません。
レギュレーション落ちしても需要がある人気カード
性能面ばかりに注目してきましたが、イラスト人気も十分です。
ブラッキーはレギュレーション落ちしていてもある程度の需要があるほどの人気ポケモンなので、時が立ってもそこまで値崩れするカードではありません。
人気のイラストであれば、レアでも1万円を超えることもあります。
ちなみに《ブラッキーVMAX》の効果デザインのモデルになっているのは《ブラッキーex》(PCG4)なんですよね。
ポケパワー[ダークリング]で相手のベンチポケモンを引きずり出して攻撃するスタイルが15年の時を経て新カードに継承されています。
ポケモンカードは古いカードの効果をリメイクして現代に蘇らせることがたまにあります。
昔からポケモンカードが好きな人なら分かるちょっとしたサプライズみたいで嬉しいですよ。
《ブラッキーVMAX》の関連するカードは?
- 《ブースターVMAX》
- 《シャワーズVMAX》
- 《サンダースVMAX》
- 《エーフィVMAX》
- 《グレイシアVMAX》
- 《リーフィアVMAX》
- 《ニンフィアVMAX》
全て「イーブイヒーローズ」で登場したイーブイ進化形たちです。
カードタイプ的な関連こそありませんがそれぞれ人気が高く、多くのファンがいます。
特に《エーフィVMAX》は《月と太陽のバッチ》を《ブラッキーVMAX》と共有できるので、2世代ブイズの超&悪タイプ混合デッキを楽しむこともできますよ!
「イーブイヒーローズ」で価格の高いカードは?
「イーブイヒーローズ」の価格の高いカードを語る前にまず覚えておかないと行けないことがあります。
それは「イーブイヒーローズ」は入手困難といわれてしまうほどに転売目的で大量に買われているということです。
コロナウイルスの影響もあって、ショップ等でプレイする人は少なくなりましたが、結果として家族や身内だけで楽しめる(しかもみんな知っている)ポケモンカードの人気が再燃するきっかけとなりました。
また、以前からポケモンカード熱は加熱しており、プレイヤー以外にもコレクター向けのハイレアリティカードが人気になりつつありました。
2つの要因に加えて、ブイズオールスターが収録されている「イーブイヒーローズ」に注目が集まらないわけがなく、どこにいっても買えない、ネットで買おうとすると定価の2~3倍はしてしまうなどの品薄状態となってしまいました。
現状では《ブラッキーVMAX》《ニンフィアVMAX》《グレイシアVMAX》《リーフィアVMAX》(それぞれSA)が高い価格を維持していますが、品薄状態が続く「イーブイヒーローズ」自体が再販される可能性が高いのでやや価格が下がると予想できます。
まとめ
運良く「イーブイヒーローズ」を手に入れて、売ろうかどうか迷っているというのであれば、売るタイミングには慎重になった方がいいかもしれません。
ソード&シールド環境の通常ブースターのパックでも5万円を超えるカードも存在します。
コレクター向けのカードは長い目でみれば値崩れしにくい傾向があるので、大切に保管するのも手ですよ。
手放すのも大切に保管するのも実物を持っている人だけの特権です。ぜひ後悔しないようにしっかりと検討して決断してみてください。
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