《禁じられた一滴》の販売価格と買取価格の相場はいくら?
《禁じられた一滴》は、2020年4月18日に発売された「RISE OF THE DUELIST」に登場した速攻魔法カードです。
対象を取らない・複数のモンスターを効果無効・ステータス半減・チェーンさせないという強いことばかり書かれており、現代のデュエルにおける巻き返し用のカードとして幅広いデッキで採用されるカードです。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。(1):自分の手札・フィールドから、このカード以外のカードを任意の数だけ墓地へ送って発動できる。その数だけ相手フィールドの効果モンスターを選ぶ。そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。このカードの発動に対して、相手はこのカードを発動するために墓地へ送ったカードと元々の種類(モンスター・魔法・罠)が同じカードの効果を発動できない。
《禁じられた一滴》のレアリティは以下の3種類です。
- ・スーパーレア
- ・シークレットレア
- ・プリズマティックシークレットレア
それでは早速、販売価格と買取価格の相場をみてみましょう。
《禁じられた一滴》の販売価格と買取価格の相場
スーパーレア:945~1360円
シークレットレア:2,580~3,990円
プリズマティックシークレットレア:6,480~10,200円
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スーパーレア:400~700円
シークレットレア:1,400~2,500円
プリズマティックシークレットレア:4,000~6,000円
※2020年12月24日時点での価格になります
※価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。
《禁じられた一滴》の買取価格が高い理由
《禁じられた一滴》の買取価格が高い理由は「相手の妨害を無力化する高い汎用性」にあります。
コストこそ必要になるものの、手札・フィールドから能動的に墓地へ送る手段としてみることもでき、そこまで重たいコストになることはありません。例えば、自分の発動した通常魔法にチェーンして発動するだけで、コストを1枚分確保できます。
サーチ封じの《超雷龍-サンダー・ドラゴン》、モンスター効果を止める《真竜皇V.F.D.》など環境に応じたメタ効果をもったモンスターをこのカード1枚で対処できるため、初手にあるだけで手札誘発なみに安心できるカードとして高い採用率を保っています。
攻守が半減する効果もかなり強力で、ATK3000→ATK1500にできるだけで適当なリンクモンスターで戦闘破壊できます。余計なカードを消費させずに制圧モンスターを処理できると次のターン以降にも余裕がうまれます。
さらには速攻魔法ゆえに先攻1ターン目でもセットすることで相手ターン中の妨害としても機能するため、気兼ねなく3積みできるのもメリットです。
《禁じられた一滴》の弱点
そんな万能な《禁じられた一滴》にも弱点が存在します。それはコストにするカードを墓地へ送らなければ発動できないということ。
《虹光の宣告者》や《M・HERO ダークロウ》などが相手フィールドに存在すると死に札になってしまいます。《虹光の宣告者》は対面する可能性も高いため、環境クラスのデッキと戦う際は注意が必要です。
1枚のカードパワーとしては11期を代表するパワーカードであり、登場時は3枚500円で投げ売りされていたのもつかの間、今では1枚1000円するほどのカードとなりました。ちょうど新型コロナウイルスが流行しだし、デュエルする機会が減ったせいで過小評価されていたというのも要因かもしれませんね。
《禁じられた一滴》と関連するカードは?
「禁じられた」シリーズの1枚であり《失楽の魔女》からサーチ可能。他には下記のカードが存在します。
- ・《禁じられた聖衣》
- ・《禁じられた聖槍》
- ・《禁じられた聖典》
- ・《禁じられた聖杯》
ちなみに「禁じられた」シリーズの宝具は神の宝物庫に保管されており、触れたものに神の力を授けるという設定があります。5つも神の宝具に触れた《失楽の聖女》は神の裁きをうけた後に天界を追放され、堕天使となりました。
神への徹底的な反逆を企む彼女は《魔女の一撃》によって神から《禁じられた聖杯》を強奪。内通者だった《堕天使マスティマ》を制裁しようとしてるシーンが《禁じられた一滴》です。
今では型落ちになってしまったカードが多いですが、《神の宣告》と堕天使をめぐる背景ストーリーに関わっており、今後もこのシリーズが続く可能性があります。楽しみですね!
「RISE OF THE DUELIST」で価格の高いカードは?
「RISE OF THE DUELIST」は20thシークレットレアの後継となる、プリズマティックシークレットレアが初めて登場した11期初となるパックです。
全体的にカードパワーが高いカードが多く、それに応じて価格も上昇するという通常ブースターとしては珍しく値段がつくカードが多い傾向があります。
- ・《教導の聖女 エクレシア》
- ・《教導の騎士 フルルドリス》
- ・《アルバスの落胤》
- ・《三戦の才》
などが人気が高く価格も高いですね。
+1パックにのみ収録されている再録カード《竜騎士ガイア》も5万円を超えるなどこれまで以上のBOXで購入する人を優遇するような施策が取られています。
11期の通常ブースターは将来的に古いパックになったとしても売上が落ちないようにシリーズカードの核となるモンスターを収録したり、汎用性の高いカードを収録するなどこれまでのパックとは異なる方針が取られているように感じます。そのため、今後供給量が増えたとしても《禁じられた一滴》を初めとした強力なカードは需要が一定以上あるため、少なくとも2年間は値下がりしにくいといえます。
大量にパックを買って家に山程あまっているという方は売却を検討してもいいかもしれません。新しい通常ブースターの発売直後に需要が高まるため、タイミングを狙うと高値で売れるかもしれませんよ。