《氷結界の龍 トリシューラ》の販売・買取価格の相場は?
《氷結界の龍 トリシューラ》は2010年1月21日に稼働開始した「DUEL TERMINALートリシューラの鼓動!!ー」で初登場した水属性・ドラゴン族のシンクロモンスターです。
ここでは《氷結界の龍 トリシューラ》の販売・買取価格の相場や、値段が高い理由を紹介します。
※掲載している価格は2023年1月時点での価格になります。価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守備2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1)このモンスターがシンクロ召喚に成功した場合に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。
レアリティは以下の7種類が存在しています。
- ウルトラレア
- シークレットレア
- パラレルレア
- ノーマルレア
- ゴールドレア
- コレクターズレア
- 20thシークレットレア
「発売開始」ではなく、なぜ「稼働開始」という表現なのか…。
ここに高価買取の秘密があります。
それでは《氷結界の龍 トリシューラ》の販売・買取価格の相場についてみてみましょう。
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《氷結界の龍 トリシューラ》の販売・買取価格の相場
《氷結界の龍 トリシューラ》は数多くのレアリティが存在していますが、中でも値段が高額となっているのはシークレットレアです。
ややこしいのですが、そのシークレットレアの中でもTRC1・DT08・ DTC3の型番が存在し、この型番によって値段が大きく変わってきます。
そこで今回はDT08とDTC3と20thシークレットレアの3種類の相場情報についてご紹介します。
販売価格
- シークレットレア(DT08):13,000~19,800円
- シークレットレア(DTC3):79,800円
- 20thシークレットレア:32,800~53,400円
買取価格
- シークレットレア(DT08):5,000~7,000円
- シークレットレア(DTC3):50,000円
- 20thシークレットレア:16,000~23,000円
DT08や20thシークレットレアの価格もなかなかですが、DTC3になると桁違いの価格となっています。
この記事を執筆している私もびっくり。何故ここまで高額となっているのでしょうか。
《氷結界の龍 トリシューラ》の買取価格が高い理由
《氷結界の龍 トリシューラ》はシンクロ召喚された際に、相手の手札・フィールド・墓地のカードを最大で合計3枚除外できる効果を持っています。
これがとにかく強く、まさに「爆アド」という言葉を体現化したモンスター。
さらにこの効果は「対象をとらない」という特徴があります。
この部分はルールの細かい話になるので割愛しますが、「対象をとらない」という特性のせいで効果耐性持ちのモンスターでもほとんどはトリシューラの餌食となってしまいます。
「シンクロ素材が最低3体必要なのは厳しくないか?」と思うかもしれませんが、「インフェルニティ」を筆頭にモンスターの大量展開が得意なデッキでは、1ターンでトリシューラを3体シンクロ召喚してしまうことも可能でした。
1体だけでも爆アドなのに、3体出るのはヤバすぎる。
このように効果が強力な上、場面を選ばないので「エクストラデッキの枠が空いたら1枚入れとけ」というレベルの必須カードとなりました。
色々なデッキで採用されては大暴れしたために、後のリミットレギュレーションにおいて禁止カードにまで指定されました。
現在は制限カードにまで緩和されていますが、これ以上緩和されることはないでしょう…。
DUEL TERMINALからしか入手できない困難さ
さて残る問題は「なぜDT型番のトリシューラが高額なのか」という部分です。
DTとはそもそも「DUEL TERMINAL(デュエルターミナル)」の略称であり、これは当時ゲームセンターに置かれていたアーケードゲームでした。
最近だとスーパードラゴンボールヒーローズが有名ですね。
その遊戯王版が「DUEL TERMINAL」こと「DT」です。
このタイプのゲームは「100円玉を入れてカードを1枚もらう」という形式をとっていますが、このやり方で高レアリティのカードを引き当てることの難しさは説明するまでもないでしょう。
さらに言えば1箱分空にしても目当てのシークレットレアが出るとは限りません。
これを引き当てるには台に貼り付いて100円玉を連投するという、いわゆる「連コ」が必須でした。
DT08版のシークレットレアは即絶版に!?
当然、効果も強力な「氷結界の龍 トリシューラ」の価格は上昇待ったなし。
このカードが登場した弾(型番:DT08)は人気がものすごく即絶版となりました。
およそ2年後に稼働した「DUEL TERMINAL ークロニクルIII破滅の章ー」(型番:DTC3)でもトリシューラのシークレットレアが収録されましたが、この弾はなんと全120種類ものカードが存在しました。
そこからシークレットレアをピンポイントで引き当てることの難しさは語る必要もないでしょう…。
このようにDT08型番やDTC3型番の「氷結界の龍 トリシューラ」シークレットレアは、自力での入手が非常に困難な代物となっていました。
DTがほぼ全滅した現在では、さらに希少価値が高くなっています。
加えてこのカードは実戦でも非常に強力なモンスターであるため、高額で取引されているのです。
デュエルターミナルで登場したその他の高額カードは?
DT出身のシークレットレアは入手難度が高く、高額になりやすい傾向があります。
その中でも現在、高額な値段のつくカードを3枚ご紹介します。
- 氷結界の龍 ブリューナク
- 氷結界の虎王 ドゥローレン
- ナチュル・ビースト
やっぱり氷結界じゃないですか。
というのもトリシューラ含め彼らは、遊戯王界で大暴れした過去があります。
それもループコンボや1ターンキルの主軸だったので余計にタチが悪い。
そのためこの3体はリミットレギュレーションで制限カード送りとなりました。
これほどのパワーカードをDTで収録するのですから、そりゃあ値段も高くなりますよね。
ちなみにナチュル・ビーストの方は「遊戯王させないマン」とか言われてます。
その他のDT出身のカードも、絶版であるために価格が高くなる傾向にあります。
「そういえばDTのカード持ってた気がする」というそこのあなた、今一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
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