《ピリ・レイスの地図》の販売価格と買取価格の相場はいくら?
《ピリ・レイスの地図》は、2021年6月12日に発売された「ANIMATION CHRONICLE 2021」で収録された魔法カードです。
イラストは【先史遺産】のサポートカードに見えますが、実際は汎用サーチカードです。今後のデッキ構築のためにもぜひ覚えておきたいカードの1枚です。
(1):自分メインフェイズ1開始時に発動できる。デッキから攻撃力0のモンスター1体を手札に加え、自分のLPを半分にする。このカードの発動後、次のターン終了時まで、自分はこの効果で手札に加えたモンスターまたはその同名カードの召喚に成功しない限り、そのモンスター及びその同名カードの効果を発動できない。
《ピリ・レイスの地図》のレアリティは以下の2種類です。
- ・スーパーレア
- ・コレクターズレア
それでは早速、販売価格と買取価格の相場をみてみましょう。
《ピリ・レイスの地図》の販売価格と買取価格の相場
【販売価格の相場】
- スーパーレア:730~980円
- コレクターズレア:1,080~1,500円
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- スーパーレア:350~600円
- コレクターズレア:600~900円
※2021年7月29日時点での価格になります
※価格相場は日々変動しており、時期により価格は変わります。
《ピリ・レイスの地図》の買取価格が高い理由
《ピリ・レイスの地図》の買取価格が高い理由は「汎用性の高さ」「将来性」にあります。
効果をざっくり説明するとデッキから攻撃力0のモンスターをサーチできるというものの。
現在の遊戯王OCGでは約500体ほどの選択肢が存在し、これからも攻撃力0のモンスターは確実に増えていくので、将来有望なサーチカードとなります。
《ピリ・レイスの地図》のデメリット
ただし、この効果には大きなデメリットが2つあります。
●発動時にライフを半分にする
●サーチしたモンスターを召喚しなければ、次のターン終了時まで同名カードの効果を発動できない
かなり厳しい成約なので「初めから《クリッター》でサーチすればいいのでは?」という疑問が残るのですが、このカードの強みはデッキの安定度の底上げにあります。
《クリッター》の場合は戦況に応じたキーパーツを集めるという使い方が主なため、《クリッター》の方が大幅に性能が上回っていても、こちらの利用価値は十分にあります。
具体的には【三幻魔】の《混沌の召喚神》、【Sin】の《Sin パラドクス・ギア》、【時械神】の《時械巫女》、【機皇】の《機皇枢インフィニティ・コア》などがサーチ候補となります。
【サンアバロン】ではデッキの核となるモンスターをすべてサーチ対象になるなど、意外と多くのデッキに対して恩恵があります。
攻撃力0のモンスターは非力ながらも優秀な効果を備えたモンスターが多いので、一定の需要を下回ることはありません。
《ピリ・レイスの地図》の関連するカードは?》
遊戯王5D’sで遊星が借りたカードの中の1枚ということで、関連カードもありません。
初見で誰が使ったカードなのかわかった人は相当な遊戯王シリーズのファンだと思います。
イラストに写っている地図はオスマン帝国の軍人ピーリー・レイースが作成したとされる実際にも存在しているもの。
現存している中でアメリカ大陸を描いた最古の地図だと言われています。
いつか遊戯王カードもビンテージ品になって、美術品や時代の遺物のように取引されるようになるんですかね?
「ANIMATION CHRONICLE 2021」で価格の高いカードは?
「ANIMATION CHRONICLE 2021」は比較的原作でもマイナーだったカードがカード化を果たしており、前弾の「COLLECTION PACK 2020」と比べるとテーマカードは少ない傾向にあります。
その分、カードパワーが高めに設定されているようで、大会環境で活躍するカードも少なくありません。
主に価格の高いカード
- ・ヘルカイザー亮が使った《輪廻独断》
- ・遊馬が使った《獣装合体 ライオ・ホープレイ》
- ・クラゲ先輩が使った《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》
- ・ユーゴが使った《SRスクラッチ》
- ・エドが使った《D-フォース》
- ・神代凌牙の使った《No.17 リバイス・ドラゴン》(アストラル文字仕様)
《ピリ・レイスの地図》以外にも1枚500円を超えているカードが数多く収録されており、シングル価格の高かったカードが再録されているなど全体的に良心的なパックです。
このパックだけではデッキが組めないので初心者や復帰者向けのパックではありませんが、原作やアニメが好きだった人には開けるだけでも楽しいパックといえますね!
遊戯王OCGで売れるカードが多いパックはかなり珍しいです。