《ハーピィの羽根帚》の販売・買取価格の相場はいくら?

《ハーピィの羽根帚》は、「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記 付属カード」で登場した通常魔法です。「羽箒」でも「羽根箒」でもなく「羽根帚」。

ハーピィの羽根帚

通常魔法
(1)相手フィールドの魔法・罠カードをすべて破壊する。

テキストはたったの1文ですが、恐ろしいことが書いてありますね…。

レアリティは以下の10種類が存在します。

  • ・ノーマル
  • ・ミレニアムレア
  • ・スーパーレア
  • ・ウルトラレア
  • ・パラレルレア
  • ・ミレニアムスーパーレア
  • ・スーパーパラレルレア
  • ・コレクターズレア
  • ・シークレットレア
  • ・ホログラフィックレア

派生型のレアリティが多くて既にわけわかめですが、驚くなかれ同レアリティの型番違いも存在します。

これらも含めると、なんと全部で13種類。

さすがにすべての価格は紹介しきれないので、ここでは特に価格の高いウルトラレア(初期・型番なし)、シークレットレア、ホログラフィックレアに絞ってご紹介します。

《ハーピィの羽根帚》の販売・買取価格の相場

【販売価格の相場】
ウルトラレア(初期):3,800円
シークレットレア:1,000~1,300円
ホログラフィックレア:2,500~3,000円

【買取価格の相場】
ウルトラレア(初期):1,000~1,700円
シークレットレア:600~800円
ホログラフィックレア:1,500~1,800円

※買取価格は日々変動しており、時期により価格は変わります。

当社調べ2019/3/29時点での情報

その他のレアリティ・型番であっても最低300円はするので、需要の高さがうかがえるカードです。
※初期ウルトラレアは状態等によって価格が大きく変動します。

トレトク

《ハーピィの羽根帚》の買取価格が高い理由

このカードが高い理由ですが、正直語る必要もないかと思います…。どう見ても強いですもん。

ノーコストで相手の魔法・罠を全破壊ですから。使わない場面はほとんどありませんので、どのデッキでも採用されるカードです。

もちろんと言うべきか、このカードはかつて禁止カードであり、約11年もの間使えない状態となっていました。

しかし、2015年1月からのリミットレギュレーションで制限カードに復帰しました。

何故このようなパワーカードの使用が許されてしまったのか。ノーコストで全体除去はどう考えてもオーバーパワー、いわゆる「ぶっ壊れ」です。

今回は《ハーピィの羽根帚》復帰までの歴史を少しお話しましょう。

《ハーピィの羽根帚》が禁止カードから復帰するまでの歴史

冒頭でも触れましたが、このカードはゲームソフト「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の付録で初登場しました。(これが初期ウルトラレアです)

この付録カードの中でも、間違いなく《ハーピィの羽根帚》が最も高性能でした。

こんな強いカードなのに入手機会はランダム封入の付録しかなく、再録されるのはそこから2年以上後となりました。ちょっと鬼畜すぎやしませんか…?

これに追い打ちをかけたのがリミットレギュレーションです。

ノーコスト全体除去がいつまでも野放しにされるはずもなく、2000年1月以降は準制限、そして制限カードと規制がかけられました。

挙句の果てには禁止カード制度が実装されると同時に禁止カードとされてしまいました。当然といえば当然なのですが。

《ハーピィの羽根帚》と同じく魔法・罠全体除去ができるカードとして、他には《ハリケーン》や《大嵐》が存在します。

しかし《大嵐》も全体除去のメリットの高さ故に禁止カードにされてしまい、一方の《ハリケーン》は破壊ではなく手札バウンスなのでまだ許されるだろ…とは行きませんでした。

手札バウンス=自分の魔法・罠を再利用できる、という利点が見出されたために《大嵐》よりも凶悪と判断され、2011年9月から禁止カードに指定されました。

その代わりに《大嵐》が制限復帰となり、それ以降は《大嵐》が魔法・罠の全体除去の役割を担っていました。

ペンデュラム召喚の導入で《大嵐》の代わりに《ハーピィの羽根帚》が復帰

しかし、第9期に入ってペンデュラム召喚が導入されたことにより、事態は一変します。

ペンデュラム召喚を行うには自分フィールド上に魔法カード扱いとしてペンデュラムモンスターをセットする必要があるのですが、こうして出したペンデュラムモンスターは破壊されても墓地には行かず、エクストラデッキに加わります。

そしてペンデュラム召喚とは、こうしてエクストラデッキに溜まったモンスターを大量展開するシステムです。

もうお分かりですかね。ペンデュラム召喚の環境になってから、自分の魔法カードを破壊するメリットが生まれてしまったのです。

これ以外にも《大嵐》には、《マクロコスモス》や《スキルドレイン》などを自分のターンで破壊して、自身にも影響を及ぼすデメリット効果を能動的に打ち消すという利点も存在します。

その結果、2015年1月に《大嵐》は禁止カードに指定され、これと入れ替わるように《ハーピィの羽根帚》が制限復帰を果たしました。

これが《ハーピィの羽根帚》現役復活の顛末となります。

現環境でもサイドデッキでの採用率が高い

現環境では速効性の高さから《ツインツイスター》の方が採用されやすかったり、そもそも効果で破壊されない魔法・罠があったりで《ハーピィの羽根帚》はメインデッキよりもサイドデッキでの採用が多い印象ですが、それでもかつてのパワーカードとしての立ち位置は揺るぎません。そのため需要も高く、高額となっているのです。

ちなみに、「デュエリストパック ーレジェンドデュエリスト編4ー」では《ハーピィの羽根帚》のホログラフィックレアが実装されましたが、国内での魔法カードのホログラフィックレアはこれが初となります。

封入率は1カートンに2枚と非常に低いため、価格も高くなっています。

《ハーピィの羽根帚》と同じ付録で登場した高額カードは?

《ハーピィの羽根帚》が初めて登場したのは、「遊戯王デュエルモンスターズII 闇界決闘記」の付録ですね。

これの高額カードといえば、あの《究極完全態グレート・モス》《ホーリー・ナイト・ドラゴン》です。

いずれも美品ならば8〜10万円で取引される代物です。

封入率が非常に低いために入手が困難で、かつ20年近く前のカードであるため、現在ではとんでもなく高額となっているのです。

見覚えがある人は、押し入れの中とかを漁ってみてもいいかもしれませんね。

話を戻しまして、《ハーピィの羽根帚》は今となっては再録が多いものの、需要の高さは変わらないので値段がつきやすいです。

余らせている人は小遣い稼ぎでもいかがですか?

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