【遊戯王】《ツインツイスター》の販売価格と買取価格の相場はいくら?
《ツインツイスター》は、2015年10月17日発売の「BREAKERS OF SHADOW」で初登場した速攻魔法です。
そこで今回は、《ツインツイスター》の販売価格と買取価格の相場についてご紹介します。
(1)手札を1枚捨て、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。そのカードを破壊する。
ちなみに《ツインツイスター》のレアリティはぜんぶで、以下の5種類が存在します。
- ・ノーマル
- ・レア
- ・スーパーレア
- ・コレクターズレア
- ・シークレットレア
《ツインツイスター》の販売価格と買取価格の相場
【販売価格の相場】
ノーマル:200~300円
レア:300~400円
スーパーレア:200~300円
コレクターズレア:400~600円
シークレットレア:4,000~5,000円
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【買取価格の相場】
ノーマル:100円以下
レア:100円以下
スーパーレア:100~200円
コレクターズレア:200~300円
シークレットレア:2,000~3,000円
※買取価格は日々変動しており、時期により価格は変わります。
当社調べ2020/5/14時点での情報
《ツインツイスター》はノーマルやレアであっても高めの価格となっており、現在注目されているカードの1枚といえます。
そしてシークレットレアなのですが、実は相場が大荒れしたという過去が存在します。その詳細は後ほど。
《ツインツイスター》の価格相場が高い理由
このカードが高額となっている理由は汎用性の高さ、これに尽きます。手札コスト1枚で魔法・罠を2枚破壊、という非常にシンプルな効果なのですが、時にはあのハーピィの羽根帚よりも優先されることすらある、かなり優秀なカードなのです。
このカードがよく使われる理由としては、
①手札コストがある
②フィールドの魔法・罠を2枚まで破壊できる
③速攻魔法である
ことが挙げられます。
手札コストがアドになるデッキに需要が高い魔法カード
まず①ですが、現在の環境では手札コストがむしろアドになるデッキが存在するのです。
例えば現環境で大絶賛活躍中の「閃刀姫」では、魔法カードをいかに墓地に貯めるかが重要となるので、手札の魔法カードをコストにすればその後の展開を補助できますし、何よりツインツイスター自身も魔法カードなので相性がいいです。
また人気の高いテーマ「彼岸」では、「彼岸」モンスターをコストに使えばそのまま効果を誘発させることが可能です。コストがそのままアドに直結する、これは本当に強い。
他にも「インフェルノイド」や「召喚獣」など、モンスターを墓地に落とすことが重要なデッキでは手札コストを活用させることができるので、ツインツイスターが採用されやすいです。
自分のデッキの展開もに繋げられる
次に②ですが、ポイントは「フィールド上(相手フィールドとは言ってない)」「2枚まで(2枚じゃないとダメとは言ってない)」という部分です。
単純に相手フィールドのカードを2枚破壊しても良いのですが、「ハーピィ・レディ」や「アーティファクト」のように自分フィールドの魔法・罠を破壊した方がアドになるデッキも存在します。
そこで《ツインツイスター》を使って自分のカードも破壊してしまえば、相手の妨害だけでなく自分のデッキの展開にも繋げることができます。
さらに破壊できるカードは2枚までなので、破壊できるカードが1枚だけでも腐ることなく使うことが可能です。
フリーチェーンで発動できる速攻魔法
そして最後の③ですが、速攻魔法なので自分・相手ターンを問わずフリーチェーンで発動できる、という部分も強力です。
例えば《魔封じの芳香》、《魔法族の里》など魔法の発動を封じるカードを使われた場合、その発動にチェーンしてツインツイスターを発動すれば問題なくカードを破壊できます。
この発動直後のタイミングを狙えば、永続魔法(罠)・フィールド魔法・ペンデュラムカードを封殺することも可能なので、奇襲性は抜群です。
手札に持っておいて妨害タイミングを狙うも良し、セットしておいて相手ターンに備えておくのも良しの、まさに万能カードなのです。
シークレットレアの初期値17,000円!?
さて、冒頭で少し触れたシークレットの価格が大荒れした事件についてお話ししましょう。
時は2018年の2月に遡ります。その月に当ブログでも何度も紹介されている超人気パック「RARITY COLLECTION 20th ANNIVERSARY EDITION」が発売されました。
ここでスーパーレア以上のツインツイスターが収録されたのですが、あろうことか某カードショップがツインツイスターのシークレットレアを12,000円で買い取ると告知したのです。
負けじと他の店舗でも10,000円以上の買取を開始し、瞬く間に価格が上昇、販売価格は14,000〜17,000円になりました。
執筆者が当時通っていたカードショップの店員さんも、首をかしげながら値札を張り替えてたのを覚えています。
こうして、ツインツイスターはあの《灰流うらら》を凌いでレアコレ2のトップレアの座を獲得したのでした。
しかし、その価格ほどの需要を秘めているかと言えばそうでもなく、時間とともに価格は下落していきました。
これがシークレットレア価格大荒れ事件の顛末となります。値段の釣り上げは良くない。
とはいえ、現環境でもツインツイスターは採用率が高く、需要が高いカードとなっています。そのため、現在でも高額で取引されているのです。
《ツインツイスター》と同じパックで登場した高額カードは?
ツインツイスターが初めて収録された「BREAKERS OF SHADOW」ですが、ここには《神の通告》など強力なカードも収録されており、話題となりました。
そういえば《EMモンキーボード》とかいう印刷ミスレベルのぶっ壊れカードも登場して、プレイヤーのヘイトを集めてましたね。お前次見たら歯全部折ったるからな。
閑話休題。このパックで「不知火」というテーマが登場したのですが、現在「不知火」関連のカードが注目されています。
特に《妖刀ー不知火》、《不知火流 燕の太刀》は需要が高く、価格も上昇しております。
最近になってアンデッド族のサポートカードが増えた上に、今月発売された新弾でも「不知火」の新規カードが登場したため、価格に影響が出ています。
《ツインツイスター》も含めて比較的供給量が多いカードなので、現在の値段は長くは保たない可能性があります。
さらに最近の遊戯王は再録のペースが早めなので、油断はできません。使わない人は早めに売ってしまうことも考えておきましょう。