《強欲で貪欲な壺》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《強欲で貪欲な壺》の販売価格と買取価格の相場はいくら?

《強欲で貪欲な壺》は、2016年4月9日発売の「THE DARK ILLUSION」で登場した通常魔法です。初代から続く《強欲な壺》派生カードの1枚。

ここでは《強欲で貪欲な壺》の販売価格と買取価格の相場や、値段が高い理由を紹介します。

《強欲で貪欲な壺》の販売・買取価格

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1度しか発動できない。
(1)自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。

ちなみに《強欲で貪欲な壺》はぜんぶで以下5種類のレアリティが存在します。

  • ・ノーマル
  • ・スーパーレア
  • ・シークレットレア
  • ・アルティメットレア
  • ・コレクターズレア

それでは《強欲で貪欲な壺》の販売・買取価格の相場についてみてみましょう。

《強欲で貪欲な壺》の販売価格と買取価格の相場

【販売価格の相場】
ノーマル:700~1,000円
スーパーレア:500~700円
シークレットレア:1,500~2,500円
アルティメットレア:500~700円
コレクターズレア:1,000~1,500円

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【買取価格の相場】
ノーマル:200~400円
スーパーレア:100~200円
シークレットレア:700~1,200円
アルティメットレア:200~400円
コレクターズレア:400~600円

※買取価格は日々変動しており、時期により価格は変わります。

当社調べ2020/5/14時点での情報

《強欲で貪欲な壺》の価格相場が高い理由

遊戯王は手札の数が戦術と直結しており、手札の枚数が重要なカードゲームとなっています。そのためドローカードやサーチカードの重要度が非常に高くなります。

その代表格が《強欲な壺》で、「ノーコストでデッキからカードを2枚ドローする」というただのパワーカードです。これが使えた当時は、いうまでもなくどのデッキでもほぼ確実に採用されていました。

現在はもちろん禁止カードですが、遊戯王におけるドローカードの存在は非常に大きいのです。

強欲の壺に取って代わるドローカード

そして時は現代、「デッキからカードを2枚ドローする」魔法カードが再び登場しました。それがこの《強欲で貪欲な壺》です。通称「ゴードン」。

しかし《強欲な壺》のようにノーコストになる訳がなく、「自分のデッキを10枚裏側で除外する」という、かなり重い代償がついています。それはデッキ切れのリスクが高まることと、デッキの主要パーツをすべて失ってしまう可能性があることです。

さらにドローした2枚の中に別の強貪があった時は、形容し難い悲しみがプレイヤーを襲います。それだけ手札を増やすという行為は重罪なのです。

しかしこのコストは、逆に言えば「デッキを10枚圧縮できる」という考え方もできます。

現代の高速化した環境では「初手に必要なカードがある」ことが勝敗の分かれ目になるので、強貪は単純に手札を増やせるだけでなく、デッキ圧縮によってその後のドローの精度を高めることにもつながります。最近はサーチカードも非常に豊富なので、パーツが数枚消えたところでさほど致命傷にはなりません。

つまり「主要パーツが1枚でも残っていれば機能する」デッキであれば、10枚除外のコストは十分に許容範囲内なのです。さらに除外されてしまったカードをパワーに変える《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》というモンスターも存在します。

このモンスターは除外されているカードの枚数×400のステータスになるので、強貪1枚で攻守4000の化物へと変貌します。これを利用した《強貪ダ・イーザ》というデッキも開発され、ダ・イーザの価格も上昇しました。

ちなみに現在の壺シリーズはこんな感じ。

  • 《強欲な壺》
  • 《謙虚な壺》
  • 《貪欲な壺》
  • 《無欲な壺》
  • 《金満な壺》
  • 《大欲な壺》
  • 《強欲で謙虚な壺》
  • 《貪欲で無欲な壺》
  • 《強欲で貪欲な壺》
  • 《強欲で金満な壺》
  • 《金満で謙虚な壺》

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ノーコストで2枚ドローできる《強欲な壺》をはじめ、デッキトップから好きなカードを回収できる《強欲で謙虚な壺》、墓地のモンスター5枚をデッキに戻すことで2枚ドローできる《貪欲な壺》、そしてデッキ10枚を犠牲にして2枚ドローする《強欲で貪欲な壺》などなど。

どれも強力なドローカードです。

レアリティコレクションで再録

このようにゴードンは幅広いデッキで活躍するドローカードとなり、登場した当時から1500円ほどで取引されていました。

再録を望む声も多い中、あの超人気パック「RARITY COLLECTION 20th ANNIVERSARY EDITION」で再録が決定しました。

…のですが、コレクターズレア以上と封入率の低い高レアリティでしか収録されませんでした。

これ某うららと同じパターンじゃないですか。とはいえ、あちらに比べれば汎用性は高くないので、値段も落ち着いていきました。

このように《強欲で貪欲な壺》は現代のさまざまなデッキで採用されるドローカードとなっており、高額となっているのです。

《強欲で貪欲な壺》と同じパックで登場した高額カードは?

強貪が登場した「THE DARK ILLUSION」ですが、このパックには《妖精伝記 シラユキ》、《BFー朧影のゴウフウ》、《A BFー五月雨のソハヤ》などの強力な汎用パーツが収録されています。

とはいえ再録されたりリミットレギュレーションに引っかかったりして価格はそれほどでもないのですが。

またこのパックで、あのブラック・マジシャンのサポートカードが多数登場し、《ブラック・マジシャン》人気が高くなりました。そのサポートカードの中でも強力なのが黒の魔導陣》です。

《強欲で貪欲な壺》は一度再録されてはいるのですが、現在も使われる汎用カードであるために低いレアリティでの再録も考えられます。今のところ高騰する可能性も低いので、使う予定がないなら売ることも考えてみましょう。