《カオス・ソルジャー 開闢の使者》の販売価格と買取価格の相場は?

《カオス・ソルジャー 開闢の使者》は2003年4月24日発売の「混沌を制す者」で初登場した光属性・戦士族の効果モンスターです。
そこで今回は《カオス・ソルジャー 開闢の使者》の販売価格と買取価格の相場についてご紹介します。
星8/光属性/戦士族/攻3000/守2500
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地から光属性と闇属性のモンスターを1体ずつゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
このカードの(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか発動できない。
(1)フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを除外する。この効果を発動するターン、このモンスターは攻撃できない。
(2)このカードの攻撃で相手モンスターを破壊した時に発動できる。このカードはもう一度だけ続けて攻撃できる。
ちなみに《カオス・ソルジャー 開闢の使者》のレアリティはぜんぶで以下9種類が存在します。
- ・ノーマル
- ・ウルトラレア
- ・アルティメットレア
- ・パラレルレア
- ・ゴールドレア
- ・ミレニアムスーパーレア
- ・スーパーパラレルレア
- ・シークレットレア
- ・20thシークレットレア
《カオス・ソルジャー 開闢の使者》の販売価格と買取価格の相場
このカードは複数のレアリティが存在していますが、そのなかでも特にアルティメットレアが高値で取引されています。
【販売価格】
ウルトラレア:500~800円
パラレルレア:1,000~1,500円
アルティメットレア:20,000~24,000円
シークレットレア:500~800円
20thシークレットレア:12,000~14,000円
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【買取価格】
ウルトラレア:200~400円
パラレルレア:500~800円
アルティメットレア:7,000~8,000円
シークレットレア:200~400円
20thシークレットレア:6,000~7,000円
※買取価格は日々変動しており、時期により価格は変わります。
当社調べ2020/5/14時点での情報
アルティメットレアに関してはなんと5桁に近い価格で取引されています。これでもレギュラーパックに収録されたカードなのですが…。どうしてここまで高額な値段となったのでしょうか。
《カオス・ソルジャー 開闢の使者》の価格相場が高い理由
《カオス・ソルジャー 開闢の使者》が高額となっている理由は、このカードが強すぎる効果をもっているからです。
このカードは墓地リソース2枚で簡単に出せる上に、戦闘要員としても除去要員としても非常に優秀な効果を持っています。
2回攻撃可能な攻撃力3000というだけでも十分脅威なのに、戦闘で突破できない相手でも除外で対処できてしまうので、ほとんどの場面で大いに活躍してくれます。
あまりに高性能であったために、このカードが登場してすぐに環境で大暴れしました。「無理をしてでも入れたいカード」とすら呼ばれていたくらいです。
禁止カードから制限解除され需要が高まったカード
当然ですがこの状況を公式が許容するはずもなく、その後のリミットレギュレーションにおいて制限カード、最終的には禁止カードにまで規制されました。
…が、現在のリミットレギュレーションではなんと制限解除を果たしています。3枚フル投入が許されてしまうくらい、現在がインフレ環境というわけですね。
現環境では「無理をしてでも入れたい」レベルとまではいきませんが、《聖騎士の追想 イゾルデ》を筆頭に戦士族サポートカードが多く登場したことによってより扱いやすくなっています。
1枚入れておくだけでも直接サーチする手段があり、デッキを圧迫することなく大きな戦力を確保できるので、今後も採用率が上がることが期待されます。
このように、《カオス・ソルジャー 開闢の使者》は登場した当時から高い採用率を誇るカードであり、今もなお使われています。
加えて最高レアリティである初版のアルティメットレアは特に人気があり、より需要が高くなっています。そのため、現在でも高額で取引されているのです。
《カオス・ソルジャー 開闢の使者》と同じパックで登場した高額カードは?
《カオス・ソルジャー 開闢の使者》が初めて登場したパックである「混沌を制す者」には、このカードと同様に墓地リソース2枚を消費して出せる高性能モンスター(通称「カオスモンスター」)が多数収録されました。
そのカオスモンスターの1体である《混沌帝龍 終焉の使者》なんかは環境を文字通りカオスに陥れていましたね。混沌帝龍…クリッター…八咫烏…うっ頭が…。
「混沌を制す者」に収録されているカードで特に高額で取引されているのは、《マジシャン・オブ・ブラックカオス》のアルティメットレアです。
新ルールに伴い遊戯王プレイヤーがコレクターへと転身!?
そういえば、「青眼の白龍」といい「ブラック・マジシャン」といい(今回の「カオス・ソルジャー ー開闢の使者ー」もそうですが)、2017年あたりからアルティメットレア(特に第2期〜第5期のカード)が急激に高騰しております。
デッキ需要が増えたのは確かですが、それだけでは説明できないレベルです。
去年の新ルール施行によりついていけなくなった引退者が続出
↓
引退者がコレクターへと転身
↓
一昔前の高レアリティの需要が増加
↓
第2期以降のアルティメットレアが高騰
…という話がまことしやかに囁かれていますが、真実のほどは定かではありません。
貴方がなんとなく持ってるアルティメットレアも、実は意外と高額だったりするかもしれませんよ?